2020年第8回公共政策セミナー
2021/01/13
本日第8回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:1月13日13時半~16時頃
◆発表者1.高嶋 佳代(大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻博士後期課程)
◆タイトル:患者対象のFIH試験における倫理的課題の検討
◆要旨:治療法の開発プロセスの中で、動物実験などを経て初めてヒトを対
◆発表者2.佐藤桃子(大学院学際情報学府文化・人間情報学コース博士後期課程)
◆タイトル:出生前遺伝学的検査のガバナンスの言説分析--用語「マススクリーニング」を使うのはもうやめよう--
◆要旨:出生前遺伝学的検査において「マススクリーニング」という実施の
の含意を明らかにし、現状のガバナンス議論における問題点を整理
新型コロナウイルス感染症に関する著作・記事(12/4更新)
2020/12/04
新型コロナウイルス感染症に関する著作・記事をまとめました。
【論文・総説】
・Kenji Matsui, Yusuke Inoue, Keiichiro Yamamoto. Questioning the conventional assumption of recruiting healthy young adults as the first voluntary subjects for human challenge studies to test vaccines against SARS-CoV-2. Ethics & Human Research, in press, 2020.
・Kenji Matsui, Keiichiro Yamamoto, Yusuke Inoue. Professional Commitment to Ethical Discussions Needed From Epidemiologists in the COVID-19 Pandemic. Journal of Epidemiology, 30(9); 375 – 376. 2020. DOI: https://doi.org/10.2188/jea.JE20200278
・武藤香織, COVID-19と倫理的法的社会的課題(ELSI):偏見・差別とリスクコミュニケーションを中心に. 日本内科学会雑誌, 109(11), 2334-2338. 2020/11.
・Kaori Muto, Isamu Yamamoto, Miwako Nagasu, Mikihito Tanaka, Koji Wada. Japanese citizens' behavioral changes and preparedness against COVID-19: An online survey during the early phase of the pandemic. PLOS ONE, 15(6); e0234292, 2020/6, DOI: 10.1371/journal.pone.0234292
・武藤香織, 仁木崇嗣, 田中幹人. 「新型コロナ専門家有志の会」の全世代に向けた情報発信の活動より」. 保健の科学, 62(10); 652-657, 2020/10.
・一家 綱邦, 船橋 亜希子. COVID-19パンデミック下の人工呼吸器トリアージ問題にどう取り組むべきかー学際的協働に向けた医事法学からのアプローチ. 病院 79(8); 610-616,2020/8.
・武藤香織, 対話を通じ共通目標の模索を. 新聞研究, 827:34-35, 日本新聞協会, 2020/8.
・武藤香織,コロナ禍におけるリスクコミュニケーションと偏見・差別. 月刊福祉, 103(10):15-18, 全国社会福祉協議会, 2020/11.
【著作】
・「看護をめぐる法と制度 (ナーシング・グラフィカ―健康支援と社会保障(4))」平林勝政, 小西知世, 和泉澤千恵 編集, 井上悠輔分担:「感染症法」「新型インフルエンザ等対策特別措置法」「予防接種法」ほか. メディカ出版, 改訂2版2021年 (ISBN: 4840465142).
【学会発表】
・井上悠輔 感染症と市民:関連法規の展開、日本医事法学会、2020年11月29日
【寄稿】
・武藤香織:「千字で語るコロナ論」東京大学広報誌 淡青 No.41, p21, 東京大学広報室・本部広報課, 2020/10.
【インタビュー】
・「第2波へ生かすべき教訓は DV増加や感染者への偏見 対策必要」朝日新聞 2020年7月8日朝刊16面.(武藤香織)
・「COMLひとことインタビュー」 COML会報誌 No.359, 1面, 認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML, 2020/7.(武藤香織)
・武藤香織「新型コロナウイルスに学校はどう対応していけばよいのか」月刊高校教育, 2020年6月号, 46-49, 学事出版, 2020/6.
【取材協力】
・河合香織「分水嶺」世界 2020年10月号(no.937), 27-41, 岩波書店, 2020/10.(武藤香織)
・「ワクチン接種 誰から 政府、優先順位議論へ」共同通信系(京都新聞、河北新報、山陽新聞、東奥日報(以上2020年7月4日)、中日新聞(同5日)、中国新聞(同11日))(井上悠輔)
・河合香織「医療崩壊『命の選別』が始まる」文藝春秋 2020年6月号, 174-181, 文藝春秋, 2020/6.(武藤香織)
・「逆襲のコロナ」週刊新潮2020年6月11月号,24-28, 新潮社, 2020/6(武藤香織)
・「新型コロナの感染拡大いつまで」JASTJ NEWS, 95:8, 日本科学技術ジャーナリスト会議, 2020/6.(武藤香織)
・「専門家会議『役割』どこまで」朝日新聞 2020年6月11日朝刊, 2面.(武藤香織)
・「専門家会議 危うさも抱え」産経新聞 2020年6月7日朝刊, 2面.(武藤香織)
・「正しい情報の拡散で行動変容促す」Medical Tribune, 53(9), 6面, メディカルトリビューン, 2020/5.(武藤香織)
・「感染症と戦う 新型コロナ 正しい情報を知ろう」毎日新聞2020年4月29日朝刊, 15面.(武藤香織)
・「首長の警告『大きな影響』 住民の行動東大1万人調査」読売新聞2020年4月6日朝刊, 社会29面.(武藤香織)
・「感染で具体的対応意識は4割」NHK首都圏NEWS WEB 2020年4月6日.(武藤香織)
2020年第7回公共政策セミナー
2020/12/02
本日第7回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:12月2日13時半~16時頃
◆発表者1.張 有沙(東京大学大学院学際情報学府文化・人間情報学コース修士課
◆タイトル:日韓における新型コロナウイルス感染拡大対策アプリの
◆要旨:新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、スマートフォンアプリを
◆発表者2.須田 拓実(東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻修士課程)
◆タイトル:医療における「通訳」の役割と音声翻訳ツールへの期待
◆要旨:外国人医療における課題の一つに「言語」がある。医療者/
2020年第6回公共政策セミナー
2020/11/11
本日第6回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:11月11日13時半~16時頃
◆発表者1.井上悠輔(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 准教授)
◆タイトル:感染症法における「国民の責務」とコロナ禍
◆要旨:感染症への政策対応の一環として、市民個々人の果たすべき役割が
にはどのような役割や責任が期待されるのか、という点である。感
◆発表者2.永井亜貴子(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 特任助教)
◆タイトル:都道府県におけるCOVID-19に関する情報公表の
◆要旨:厚生労働省は、2020年2月27日の地方自治体への事務連絡で
第2回患者・市民参画研究会を開催します
2020/11/10
病気や健康をめぐる研究開発の現場では、研究する側、される側の垣根を超えたパートナーシップのもとに、より良い研究を目指す「研究への患者・市民参画(PPI)」が注目を集めています。
では、PPIとは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。国内では、誰がなぜ、どのように進めており、誰の参画が求められているのでしょうか。日本に適したPPIのあり方とは、そしてPPIが目指す「より良い研究」とは一体どのようなものなのでしょうか。参画すること、あるいは参画して頂くことに関心を持った場合には、どうすればよいのでしょうか。
そこで、PPIに関する知識を得たり、情報共有や意見交換を行ったりする場として、「患者・市民参画研究会」を企画しました。公共政策研究分野は、共催組織として参画しております。
国内において、このような場は極めて限られた状態にありますが、環境整備の第一歩になればと考えています。
今年度は、「脱・貴重なご意見ありがとうございました」というテーマを掲げ、シリーズ企画で開催します。
第2回目は、ラジオ形式で、体験談を共有しながら皆で一緒に、患者・市民参画について考える回です。
詳細・申込については、以下のURLをご参照ください。皆様のご参加、お待ちしております(申込〆切:11/30(月) 0:00)。
https://ppijapan-webinar-201130.peatix.com/
「患者・市民参画(PPI)ガイドブック」を読む会を開催します
2020/11/10
病気や健康をめぐる研究開発の現場では、研究する側、される側の
垣根を超えたパートナーシップのもとに、より良い研究を目指す
「研究への患者・市民参画(PPI, Patient and Public Involvement)」が
注目を集めています。
しかし、「PPIという言葉や考え方に興味はあるけれど、
まだあまりよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
日本医療研究開発機構(AMED)は、2019年4月に、
「患者・市民参画(PPI)ガイドブック ~患者と研究者の協働を目指す第一歩として~」
というガイドブックを刊行しました。
今回は、原案作成を担当した3名を中心に、PPIを理解する
第1歩となるような、オンライン・イベントを企画しました。
ぜひ、気軽にご参加ください。
研究者の方のみならず、患者・市民、医療者など、
多様な立場の方を歓迎します。
詳細・申込は、以下のURLをご参照ください(申込期限:11/24(火)18:59)。
https://ppiguidebook-webinar-201124.peatix.com/
2020年第5回公共政策セミナー
2020/10/14
本日第5回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:10月14日13時半~16時頃
◆発表者1.北林アキ(大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻博士後期課程)
◆タイトル:患者・市民の視点を踏まえた医薬品情報の提供を実現す
◆要旨:医薬品は、品目毎に厚生労働省の承認を受けて初めて製造販
収集する情報源として、これまで主であった製薬企業や医療従事者
そこで、本邦でこのような状況になっている原因を探り、状況の改
本報告においては、患者から規制当局に副作用の情報を報告する制
◆発表者2.飯田寛(大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻博士後期課程)
◆タイトル:企業による従業員の新型コロナウイルス感染の公表をめぐる諸課題の検討
◆要旨:新型コロナウィルスの影響によって企業は事業継続のために
今回の発表では、感染症法等の法制度と企業との関係、新型インフ
「LAW&PRACTICE」に刑事医療過誤に関する論文が掲載されました(船橋)
2020/09/24
特任研究員の船橋です。
このたび、「LAW&PRACTICE」に刑事医療過誤に関する以下の論文が掲載されました。
船橋亜希子
「刑事医療過誤」をめぐる20年―医療者と法律家の相互理解に向けた議論の整理ー
LAW&PRACTICE14号, 47 - 70 (2020)
本研究分野の学際的研究環境での研究生活も早3年が経過し、これまで自身が扱ってこなかった手法に挑戦しました。
公共政策研究分野に所属していなければ、このような研究には挑戦できなかったと思います。
不十分であったとしても、現段階での検討を形にすることにいたしました。
現在の私の研究人生にとって、大事な論文となりました。
こちらからダウンロードが可能です(直接ダウンロードされます)。
https://lawandpractice2018.jimdofree.com/app/download/9220380676/14-3.pdf?t=1602141977
情報学環・学際情報学府20周年オンラインイベントのご案内(10/17)
2020/09/18
10/17(土)東京大学ホームカミングデーにて、情報学環・学際情報学府による主催で、下記のオンライン・トークイベントが開催されます。
当研究室からは特任研究員の李(学際情報学府修了生)が登壇します。
情報学環・学際情報学府20周年イベント
「ディスタンス時代における『学際』とは」
What is "Interdisciplinary" in the Age of "Social Distancing"?
◆日時:2020年10月17日 [土] 19:00 – 21:00
◆開催形式:Zoomウェビナー等によるオンライン開催(参加無料、要申し込み)
◆プログラム:
開会挨拶 越塚 登 (情報学環長)
第一部 講演
落合 陽一(筑波大学准教授)
李 怡然 (当研究室特任研究員)
渡邉 英徳(情報学環教授)
第二部 講演者による鼎談
◆参加方法:
イベントの詳細およびお申込み方法等は、こちらをご覧ください。
第1回患者・市民参画研究会を開催します
2020/09/09
病気や健康をめぐる研究開発の現場では、研究する側、される側の垣根を超えたパートナーシップのもとに、より良い研究を目指す「研究への患者・市民参画(PPI)」が注目を集めています。
では、PPIとは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。国内では、誰がなぜ、どのように進めており、誰の参画が求められているのでしょうか。日本に適したPPIのあり方とは、そしてPPIが目指す「より良い研究」とは一体どのようなものなのでしょうか。参画すること、あるいは参画して頂くことに関心を持った場合には、どうすればよいのでしょうか。
そこで、PPIに関する知識を得たり、情報共有や意見交換を行ったりする場として、「患者・市民参画研究会」を企画しました。公共政策研究分野は、共催組織として参画しております。
国内において、このような場は極めて限られた状態にありますが、環境整備の第一歩になればと考えています。
今年度は、「脱・貴重なご意見ありがとうございました」というテーマを掲げ、シリーズ企画で開催します。
第1回目の詳細・申込については、以下のURLをご参照ください。皆様のご参加、お待ちしております(申込〆切:9/25(金)17:00)。
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=2586965081421033&EventCode=P056651978
2020年第4回公共政策セミナー
2020/09/09
本日第4回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:9月9日13時半~16時頃
◆発表者1.内山正登(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 客員研究員)
◆タイトル:ヒト受精胚へのゲノム編集に関する一般市民の議論への企画に向けて- ヒト受精胚のゲノム編集の研究利用および臨床利用のあり方に関す
◆要旨:ヒト受精胚へのゲノム編集の利用に関する議論は、専門家だけでな
◆発表者2.楠瀬まゆみ(大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻博士後期課程)
◆タイトル:研究におけるデータ主体への支払いとベネフィット・シ
◆要旨: 正義の原理に基づけば、科学技術研究やその発展で得られた利益は
「病院」に人工呼吸器トリアージに関する論文が掲載されました(船橋)
2020/08/01
特任研究員の船橋です。
このたび、「病院」にパンデミック下における人工呼吸器トリアージに関する以下の論文が掲載されました。
一家綱邦、船橋亜希子
COVID-19パンデミック下の人工呼吸器トリアージ問題にどう取り組むべきか
―学際的協働に向けた医事法学からのアプローチ
病院79巻8号, 610 - 616 (2020)
今年5月の緊急事態宣言下、COVID-19の感染拡大が懸念され、医療者が未曽有の事態への対応を迫られる中、
法学者の取り組むべき課題、自分自身がアプローチできるテーマを考えて、重症患者が増大し、人工呼吸器等が不足した場合に迫られるトリアージ判断について考察しました。
一家(医事法学、生命倫理学、比較法研究対象国:アメリカ)、船橋(刑法学、医事法学、比較法研究対象国:ドイツ)という分担で執筆し、
国内で問題が現実化する前に公表したいという強い思いから、限られた時間の中で、論旨や結論については、何度も何度も議論を重ねました。
多彩な先生方にもご意見・ご批判を賜りましたこと、ここで改めて御礼申し上げます。
このような判断が必要になる事態に至らないことを切に願います。
2020年第3回公共政策セミナー
2020/07/08
本日第3回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:7月8日13時半~15時40分頃
◆発表者1.高嶋 佳代(大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻博士後期課程)
◆タイトル:患者対象のFIH試験における倫理的課題の検討
◆要旨:治療法の開発において初めて人を対象とする、いわゆるFi
一般的な薬剤の臨床試験ではFIH試験が健康な成人を対象とする
◆報告2.須田 拓実(大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻修士課程)
◆タイトル:コロナ禍における公衆衛生上の措置と外国人労働者
◆要旨:外国人の社会権の考え方や保障の範囲に関する論争は以前か
今回のコロナ感染症の流行を踏まえて、以下の二点に特に注目して
新型コロナウイルス感染症の行動変容に関する論文をPLOS ONEに公開しました(武藤)
2020/06/11
東京大学医科学研究所 武藤香織教授と慶應義塾大学商学部 山本勲教授は、慶應義塾大学経済学部 長須美和子特任講師、国際医療福祉大学 和田耕治教授、早稲田大学大学院政治学研究科 田中幹人准教授と共同で、日本の一般市民を対象に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐための行動変容に関する質問紙調査を実施しました。6月11日にPLOS ONE誌に公開されました。
日本では、新型コロナウイルス感染症は、感染症予防法で「指定感染症」と位置付けられており、新型インフルエンザ特別措置法ではまん延の恐れがある場合に、場所の使用制限や行動自粛を要請することが可能です。日本では、「市民の行動変容」を求める政策をとっていましたが、そこで、この調査の目的は、日本の人々がいかにして、またいつから行動を変えたのかを明らかにすることとしました。
調査方法は、日経マクロミル社のパネルを用いて、労働力調査と同じ分類の20歳から64歳までの11,342名から回答を得ることができました。調査期間は、2020年3月26日から28日まででした。その結果、85パーセントの回答者は、政府が要請している行動変容を実践していると回答しました。多変量解析の結果、男性よりは女性、若年層よりは高年齢層のほうが実践をしていると回答した割合が優位に高い傾向にありました。例えば、頻回な手洗いは、全体で86%の回答者が実践していると回答していましたが、女性の92%は、40歳以上の人々の87.9%が回答していました。こうした予防的な行動に最も大きな影響を与えた出来事は、2020年2月上旬のダイヤモンド・プリンセス号内の集団感染と答えた人が最も多く、23%にのぼりました。政府や都道府県からの情報は、全体の60%が摂取しており、信頼度も他の情報源に比べると高いものでした。
しかしながら、全体の20%の回答者は、3月下旬においても予防的な行動を行っていないと回答していました。男性、30歳以下、独身、低所得、飲酒習慣または喫煙習慣、外交的な性格といった属性が関与していることがわかりました。第1波において日本で感染拡大を防止するためには、まだ予防行動を始めていない人を啓発することが重要との示唆を得ました。
2020年第2回公共政策セミナー
2020/06/10
本日第2回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:6月10日13時半~16時頃
◆発表者1.船橋亜希子(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 特任研究員)
◆タイトル:治療中止・差控えの法的責任について、改めて考える
◆要旨:治療中止・差控えの正当化は、刑法・医事法において重要な論点の
◆発表者2.河合香織(大学院学際情報学府文化・人間情報学コース 修士課程)
◆タイトル:遺伝的特徴と結婚出産の助言ー遺伝医療の専門家はどう語ってきた
◆要旨:遺伝医療の専門家が、結婚や出産について医療従事者や患者・家族
恒例となりました活動報告会をオンラインで開催します(6/21)
2020/06/09
例年開催しております当研究室の活動報告会の日程が決まりましたのでお知らせいたします。今年度はオンラインにて開催します。
■日時:2020年6月21日(日)14時開始(2時間程度)
■方法:オンライン会議システム・Zoomによる配信
■内容
1. 研究室の紹介
2. 所属する研究者による活動紹介 ※発表は各自15分程度。
① 永井亜貴子:がん遺伝子パネル検査に関する期待と懸念-インターネット調査の結果より
② 李 怡然:遺伝性のがんについて家族にどう「告知」するか
③ 木矢幸孝 : 保因者における遺伝学的リスクの捉え方
④ 船橋亜希子:医療現場における医療者の刑事責任
⑤ 井上悠輔:医師・市民は医療でのAI(人工知能)利用をどう思っているか?
⑥ 武藤香織:あらためて/これからの患者・市民参画(PPI)
3. 質疑
☆当日の質疑は、Zoom内でお受けいたします。
<申し込み方法>
参加をご希望の方には事前登録をお願いしています。参加をご希望・予定の方は、メールのタイトルを「21日午後・活動報告会参加希望」としていただき、メールの本文に①お名前と②ご所属、③当日の緊急連絡先を記載して、下記アドレスまでご連絡ください。
event@pubpoli-imsut.jp(事前登録)
※お申込み締め切り 6月20日(土)
※お申込みいただきました方には、開催までにzoom参加のためのURLをお送りいたします。
武藤研オープンラボのご案内(学際情報学府 文化・人間情報学コース)(6/21午前)
2020/06/01
学際情報学府文化・人間情報学コースへの進学を検討されている方へ
兼担教員の武藤香織および在籍者、修了者とのオンラインミーティングを企画しました。
大学院生が実施している研究のテーマや大学院生活などについてご紹介し、みなさまからの質問や相談に応じます。
◆日時:2020年6月21日(日)9時30分から11時頃
◆参加方法:オンライン会議システム・Zoomを利用します。
◆申込み:ご参加を希望される方は、件名(タイトル)、①~④をお書き添えの上、下記メールアドレス宛までご連絡ください。
後日、参加用のURL等をご案内いたします。
【件名】:武藤研オープンラボ(学際情報学府)参加希望
①お名前 ②ご所属 ③緊急連絡先
④備考(ご参加される時間帯など)
E-mail: event@pubpoli-imsut.jp
◆申込み〆:2020年6月20日(土)
なお、このイベントは、情報学環・学際情報学府20周年記念
「オープンラボ・ウィーク」行事の一環として行われます。
2021年度大学院進学について(5/31更新)
2020/05/31
公共政策研究分野では、以下の2つの大学院における修士(博士前期)・博士のそれぞれについて入学・進学を受け入れています。
1.新領域創成科学研究科
メディカル情報生命専攻 医療イノベーションコース
担当教員:武藤、井上
http://www.cbms.k.u-tokyo.ac.jp/lab/muto.html(研究室情報)
http://www.cbms.k.u-tokyo.ac.jp/admission/schedule.html(入試)
2.情報学環・学際情報学府
文化・人間情報学コース
担当教員:武藤
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/faculty/muto_kaori (受入教員の情報)
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/news/2020053111853 (6/20 入試説明会)
新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、入試説明会の開催中止や延期、入試募集要項の変更の可能性がありますので、出願にあたっては、必ず各大学院ウェブページで最新入試情報をご確認ください。
現在、オンラインでの公共政策研究分野の研究室説明会の開催を検討中です。
出願にご関心のある方は、個別に対応いたしますので事前にご連絡をお願いいたします。
研究計画書(書式自由・できるだけ具体的にお願いします)とともにpuppoli[@]ims.u-tokyo.ac.jp 宛てにお送り下さい。
2020年第1回公共政策セミナー
2020/05/13
本日第1回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:5月13日13時半~16時頃
◆発表者1.木矢幸孝(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 特任研究員)
◆タイトル:遺伝学的リスクの意味づけにかんする別様の理解可能性
◆要旨:1970年代以降、
◆発表者2.武藤香織(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 教授)
◆タイトル:新型コロナウイルス感染症の公表基準に関する検討
◆要旨:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、
2019年第10回公共政策セミナー
2020/03/11
本日第10回公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。
◆日時:3月11日10時~12時半頃
◆発表者1.小林智穂子(東京大学大学院学際情報学府文化・人間情報学コース 博士後期課程)
◆タイトル:高齢者は福祉の担い手になりうるか-高齢者のボランティアに関する調査より-
◆要旨:超高齢社会を迎える日本においては、高齢者の自宅での暮ら
◆発表者2.渡部沙織(東京大学先端科学技術研究センター人間支援工
◆タイトル:難治性疾患患者の研究参画における諸課題
◆要旨:本研究の⽬的は、ジェネティック・シティズンシップ(遺伝