メンバー紹介
2022年12月1日現在
スタッフ
教授 | 武藤 香織(むとう かおり) |
准教授 | 井上 悠輔(いのうえ ゆうすけ) |
助教 | 李 怡然(り いぜん) |
特任助教 | 永井 亜貴子(ながい あきこ) |
特任研究員 | 木矢 幸孝(きや ゆきたか) |
特任研究員 | 渡部 沙織(わたなべ さおり) |
特任研究員 | 原田 香菜(はらだ かな) |
特任研究員 | 亀山 純子(かめやま じゅんこ) |
特任研究員 | 河村 裕樹(かわむら ゆうき) |
学術専門職員 | 竹内 君枝(たけうち きみえ) |
学術専門職員 | 神原 容子(かんばら ようこ) |
学術専門職員 | 山西 たか子(やまにし たかこ) |
学術専門職員 | 藤澤 空見子(ふじさわ くみこ) |
学術専門職員 | 西村 奈津子(にしむら なつこ) |
学術専門職員 | 河田 純一(かわた じゅんいち) |
大学院生
大学院新領域創成科学研究科メディカル情報 生命専攻博士後期課程 |
飯田 寛(いいだ ひろし) |
大学院新領域創成科学研究科メディカル情報 生命専攻博士後期課程 |
高嶋 佳代(たかしま かよ) |
大学院新領域創成科学研究科メディカル情報 生命専攻博士後期課程 |
楠瀬 まゆみ(くすのせ まゆみ) |
大学院新領域創成科学研究科メディカル情報 生命専攻博士後期課程 |
北林 アキ(きたばやし あき) |
大学院学際情報学府文化・人間情報学コース 博士後期課程 |
佐藤 桃子(さとう ももこ) |
大学院学際情報学府文化・人間情報学コース 博士後期課程 |
河合 香織(かわい かおり) |
大学院新領域創成科学研究科メディカル情報 生命専攻修士課程 |
松山 涼子(まつやま りょうこ) |
客員研究員
財団法人 生存科学研究所 理事 | 津谷 喜一郎(つたに きいちろう) |
国立国際医療研究センター臨床研究センター 臨床研究統括部生命倫理研究室 主任研究員 |
高島 響子(たかしま きょうこ) |
創価大学法学部専任講師 | 船橋 亜希子(ふなばし あきこ) |
武藤 香織 (むとう かおり)
【ひとこと】
家族社会学のゼミで育ちましたが、生殖補助医療や生体臓器移植、遺伝性疾患など、家族と縁の深い医療や医学研究の現場や政策に関する調査研究をしてきました。現在は、ライフサイエンスや医学の研究がどのように推進され、社会に出ていくのか、一連の過程にかかわる様々な政策や手続きに関心を寄せています。特に、被験者、患者、障害者の立場からみた課題を抽出し、研究や医療という営みに少しでも主体的な参画ができるようにするための研究に情熱を持っています。
【好物】
早朝のラジオ体操+ジョギング、ピアノ弾きながらの歌謡曲熱唱、スキューバダイビング、映画鑑賞(ホラー以外)、温泉、坐禅
【経歴】
1993年慶應義塾大学文学部卒業。1995年同大学院社会学研究科修了(社会学修士)。1998年東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻博士課程単位取得満期退学。2002年博士(保健学)取得。財団法人医療科学研究所研究員、米国ブラウン大学研究員、信州大学医学部保健学科講師を経て、2007年より東京大学医科学研究所准教授、2013年より現職。2009年4月より医科学研究所研究倫理支援室室長兼務。
井上 悠輔(いのうえ ゆうすけ)
【ひとこと】
学部時代に感染症流行の社会的要因に関心を持ち、卒業論文のテーマにしたことがきっかけで、公衆衛生活動と社会との相互作用に興味を持ち続けてきました。
大学院に入って、遺伝性疾患や慢性疾患への環境要因の疫学について研究・論文執筆の指導を受ける中で、医学・生物学研究の倫理問題を検討する機会が次第に増え、修了後の現在はこちらの活動が主になりました。公衆衛生と研究倫理の接点に重点を置いて、学術活動および産業活動における医学・生物学研究のルールのあり方を考えています。
【経歴】
京都大学文学部卒(卒業論文「明治期都市計画に与えた伝染病流行の影響性」)、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻修士課程、博士後期課程修了。修士(社医)、博士(社医、学位論文「90年代以前の輸血歴が死因構成に及ぼす長期的影響に関する疫学的検討」)。三菱化学生命科学研究所特別研究生、京都大学医学部附属病院教務職員、東京大学医学部附属病院助教、同医学系研究科特任助教等を経て、2010年4月より東京大学医科学研究所公共政策研究分野助教、2016年4月より現職。東京大学大学院新領域創成科学研究科(生命科学研究系)兼担。ウプサラ大学派遣研究員(日本学術振興会・スウェーデン王立科学アカデミー助成、2012~2013年度)。日本生命倫理学会若手論文奨励賞受賞(2006年度)。
李 怡然(り いぜん)
【ひとこと】
医療社会学・生命倫理の観点から、さまざまな医療・医学研究をめぐる患者・家族のコミュニケーション(告知)に関心をもち、これまで配偶子提供による生殖補助医療、出生コホート研究、そして遺伝性疾患を対象に調査研究に携わってきました。現在は、ゲノム解析技術の応用、疾患リスクの超早期予測・予防的介入の研究開発が進むことで、私たちの社会にどのような変化を及ぼすのか、患者・市民の視点を反映させるための取り組みについても、関心を深めています。
【経歴】
東京大学文学部社会学科卒業、同大学院学際情報学府修士課程修了、2019年3月同博士課程単位取得満期退学。2020年博士(学際情報学)取得。2016年4月より日本学術振興会特別研究員(DC1)、2019年4月より東京大学医科学研究所公共政策研究分野特任研究員を経て、2021年1月より現職。
永井 亜貴子(ながい あきこ)
【ひとこと】
大学で心理学を専攻し、大学院では公衆衛生学、疫学を学び、ゲノム科学に対する態度、特に遺伝子検査の利用の意思にどのような要因が関連しているかについて研究を行ってきました。また、同研究で市民と研究者の交流イベントである「ゲノムひろば」に参加した経験から、サイエンスコミュニケーションにも関心があります。よろしくお願い致します。
【経歴】
2001年日本大学文理学部心理学科卒業。2006年山梨大学大学院医学工学総合教育部修士課程医科学専攻修了。2009年山梨大学大学院医学工学総合教育部博士課程人間環境医工学専攻生体環境学コース修了。社会福祉法人恩賜財団母子愛育会リサーチレジデント(受入研究機関:山梨大学大学院医学工学総合研究部社会医学講座)を経て、2012年4月より東京大学医科学研究所公共政策研究分野特任研究員、2017年3月より現職。
木矢 幸孝(きや ゆきたか)
【ひとこと】
病いとともに生きるとはどのような経験であるのかという背景のもと、進行性の慢性疾患や遺伝性疾患を有する患者と非発症保因者の経験を主に質的調査を用いて研究してきました。特に、身体変化の捉え方や、遺伝学的リスクによって引き起こされる告知や結婚・出産のあり方といった諸課題を検討してきました。また現在は、これまでの研究を深めるとともに、医学研究の進展や医学的政策が患者等の当事者にどのような影響をもちうるのかについても関心をもっています。
【経歴】
独協大学法学部卒業。法政大学大学院社会学研究科修士課程修了、修士(社会学)。2019年法政大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2019年4月より現職。専門は医療社会学。
渡部 沙織(わたなべ さおり)
【ひとこと】
希少性・難治性疾患の医療社会学を研究しています。学部時代は途上国支援の研究をしていましたが、難病の患者さん・ご家族や医療者の方々と関わった事が契機で医療社会学を志しました。希少性・難治性疾患の日本・諸外国の政策や、希少疾患研究に関わる様々なステークホルダーの方々の実相について調査研究をしています。近年は、ELSIや医学研究・開発での患者・市民参画に重点を置き、参画を支える社会システムの構築のための研究に力を入れています。
【趣味】
火山ウォッチング、東北でのトレッキング、西洋絵画の鑑賞と解釈、フラワーアレンジ
【経歴】
上智大学外国語学部卒、同大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻を経て、明治学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士前期・後期課程修了。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員DC1(明治学院大学大学院)、同PD(東京大学先端科学技術研究センター・人間支援工学分野)を経て、2021年4月より現職。第8回日本学術振興会育志賞受賞(2018年度)。専門は医療社会学、質的研究法。
原田 香菜(はらだ かな)
【ひとこと】
学部時代から家族法のゼミに参加し、生殖補助医療により出生した子の法的親子関係をめぐる課題、生まれてくる子の福祉についての課題を出発点に、新たな技術の適用とその当事者となった方々の幸せについて考えてきました。大学院では、ヒト胚や配偶子を含めたヒト由来物質・試料等の法的位置づけと、それらの帰属・移転をめぐるテーマについて勉強してきました。
研究をとおして、この国の未来−−誰もが幸せに暮らせる世の中づくりのための営みに、少しでも関わってゆけたらと思います。
【好きなもの】
旅、写真、音楽(最近は聴くばかり。近々弾く方も復活させたいです...)
【経歴】
早稲田大学法学部卒、同大学院法学研究科修士課程修了、修士(法学)。同研究科博士後期課程を満期退学後の2022年3月、博士(法学)取得。 日本学術振興会特別研究員(DC1)、早稲田大学先端社会科学研究所助手を経て、2022年4月より現職。
亀山 純子(かめやま じゅんこ)
【ひとこと】
人工知能(AI)における機械学習の一分野である、ニューラルネットワークを用いた医療機器の共同開発研究に携わってきました。現在は、AIを医療へ導入し、利活用する際に生じうる課題とその対策に関する研究等に携わっており、開発と実装の両方から追究する研究スタイルをとっています。大学院では、福祉領域における国際労働力移動への関心から、日本の介護分野における教育システムをどう構築するかをテーマに研究活動を続けてきました。「ひとの利益」を中枢に、全く別の分野へ渡るという、少々異色のルートを歩んできています。
【経歴】
2018年筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学修士課程修了。2021年同研究科ヒューマン・ケア科学3年制博士課程修了。修士・博士(ヒューマン・ケア科学)。筑波大学医学医療系博士特別研究員、同系研究員を経て、2022年4月より現職。
竹内 君枝(たけうち きみえ)
【ひとこと】
快適な研究活動のサポートができるよう頑張ります。
【目標】
平常心。お茶を淹れかけて放置しない。
【気になる生き物】
象、亀、娘
神原 容子(かんばら ようこ)
【ひとこと】
バイオバンクの仕事をきっかけに遺伝カウンセリングやゲノム医療に関心をもちました。ゲノム医療を支える人材を育てるために何ができるか日々考えています。
【好きなこと】
散歩、パン屋巡り
山西 たか子(やまにし たかこ)
【ひとこと】
緑豊かなキャンパスで、毎年春には満開の桜を窓越しに愛でながら仕事ができる環境が大のお気に入りです。
研究室のみなさんが心置きなく研究に打ち込めるよう、日々サポート頑張ります!
【好きなこと】
旅行、ラグビー観戦、映画鑑賞、美術館巡り、建築探訪、Netflix
藤澤 空見子(ふじさわ くみこ)
【ひとこと】
科学コミュニケーション、専門家と非専門家のコミュニケーション、専門知のあり方、科学史などに興味があります。最近は患者・市民参画の実践に取り組んでいて、特にコーディネーターのあり方について興味を持っています。宜しくお願いいたします。
【好きなもの】
動物(特にねこ)、美術展・博物館鑑賞、果物、実家の野菜、筋トレ、美容
【経歴】
筑波大学生命環境学群生物学類卒業。東京大学大学院学際情報学府文化・人間情報学コース修士課程修了(学際情報学)。
西村 奈津子(にしむら なつこ)
【ひとこと】
研究室の事務作業を担当しています。研究に励むみなさんが快適に過ごせるようサポートして参ります。
【好きなもの】
ねこ、サッカー観戦、ハワイ
河田 純一(かわた じゅんいち)
【ひとこと】
がんサバイバーシップについて医療社会学の視点から研究しています。特に、がんになって以降の人生を歩む上での諸課題、がんと向き合いながら生きる中で形作られるアイデンティティについて調査研究を行ってきました。また、患者会での活動から、医学研究や政策決定のプロセスとそこに参加する当事者たちの社会的相互作用に関心を持っています。
【経歴】
大正大学人間学部卒業。同大学院人間学研究科人間科学コース修士課程修了、修士(人間学)。2017年より大正大学大学院人間学研究科博士後期課程福祉・臨床心理コース在籍。2021年1月より現職。専門は医療社会学。
飯田 寛(いいだ ひろし)
【ひとこと】
ゲノム医療などの進展により遺伝情報が社会に拡散していくことで発生する倫理的法的社会的問題について、特に生命保険、労働の分野を中心に研究を進めています。いい歳の学生ですが、28年間ほど社会人として過ごした経験も研究に活かしていければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
【経歴】
明治学院大学法学部卒業。東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻修士課程修了、修士(学際情報学)。2019年より東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻博士課程在籍。
高嶋 佳代(たかしま かよ)
【ひとこと】
看護師を経験後、慶應義塾大学文学部哲学類(学士)、Kent University, LL.M. in Medical Law and Ethics(修士)を取得し、現在社会人学生として新領域創生科学研究科博士後期課程に在籍中です。博士研究では、人で初めて試みる先端的な臨床試験の倫理的課題について、幹細胞を用いた試験を事例として研究を行っています。
【好きなこと】
散歩(迷子込み)、映画鑑賞(特にミニシアター系)
楠瀬 まゆみ(くすのせ まゆみ)
【ひとこと】
大学時代に生命倫理に関心を持ち、高知の大学院では医療倫理を学び、その後渡米し臨床倫理コンサルテーションを中心に学びました。帰国後、武藤研で再生医療のプロジェクトに関わる機会を得て、研究倫理について本格的に勉強をはじました。博士課程では、研究におけるベネフィット・シェアリングや、データサイエンスにおけるELSIの研究をおこなっています。
【経歴】
高知大学教育学部卒、高知大学大学院人文社会科学研究科人間学研究分野思想行動論領域修士課程修了、ペンシルバニア大学医学大学院医療倫理学研究科生命倫理学専攻修士課程修了。2012年より東京大学医科学研究所公共政策研究分野にて、再生医療の実現化ハイウェイ・プロジェクトに従事。2017年より理化学研究所に勤務、現在に至る。また、2012年より医療機関において臨床倫理コンサルテーション活動に従事している。2019年より、新領域創生科学研究科メディカル情報生命専攻医療イノベーションコース博士後期課程在学中。
北林 アキ(きたばやし あき)
【ひとこと】
薬学系研究科にて修士課程を修了後、薬事行政に関する業務に携わってきました。
博士課程では、患者・市民の視点を踏まえた医薬品情報の収集・提供のあり方について考察していきたいと考えています。
【趣味】
旅行、観劇、読書
佐藤 桃子(さとう ももこ)
【ひとこと】
一度就職してから、社会人学生として公共政策に戻ってきました。社会のマイノリティ、特にエスニックマイノリティを対象としたゲノム研究のELSIに関心を持っています。
【経歴】
2015年東京大学教養学部学際科学科卒業。2017年同大学院学際情報学府文化・人間情報学コース修了。
河合 香織(かわい かおり)
【ひとこと】
遺伝的リスクと結婚出産の意思決定をテーマに研究を行っています。修士論文では常染色体優性遺伝疾患のハンチントン病の当事者とサポートする医療従事者を対象とした質的研究を行いました。
【経歴】
神戸市外国語大学外国語学部卒業。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、修士(学際情報学)。現在、東京大学大学院学際情報学府博士課程在学中。
松山 涼子(まつやま りょうこ)
【ひとこと】
今年度4月より武藤研究室でお世話になっております。充実した大学院生活を送れるよう、研究に励んでいきたいです。
【経歴】
2022年早稲田大学国際教養学部卒
東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻医療イノベーションコース修士課程1年在学中