【院生室より】日本臨床倫理学会で発表を行いました
2025/03/18
こんにちは、M1の村上です。
2025年3月15・16日に順天堂大学で開催された、日本臨床倫理学会第12回年次大会において、口述発表を行いました。日本臨床倫理学会は、医療・ケアの実践から生じる倫理的問題に対し、患者の視点を尊重しながら、より良い医療の提供をめざすことを目的とした学会です。
この研究室に入ってから初の発表の場となる本大会において、「高齢者等終身サポート事業者による医療に係る意向表明文書に関する調査―中間報告―」というタイトルで報告しました。
発表内容は、研究協力者として参加している厚労科研研究班で行った、高齢者等終身サポート事業者を対象としたアンケート調査結果の抜粋と、現在進行中ですすめているヒアリング調査からわかってきたことについてです。
高齢者等終身サポート事業は、医療に係る意思決定支援として、「医療に係る意向表明文書」の作成サービスを提供していますが、このことについての研究はこれまで行われていません。
そのため、文書はどういった形態でどのような内容が含まれているか、利用者に対してどのように意向表明文書の作成を求めているか、アドバンスト・ケア・プランニングの観点から妥当なプロセスを経ているかを中心に発表を行いました。
10分という短い発表時間内で、研究班の先生方に代わって成果発表を行うという、プレッシャーを感じた発表でしたが、無事に終えることができました。
身寄りのない方のトピックが含まれている発表はほかにもいくつかあり、医療・介護現場での対応方法や課題点を知ることができました。
今回、日本臨床倫理学会の参加自体が初めてでしたが、自分の研究テーマに近い分野であることがわかり、有意義な2日間を過ごすことができました。
(文責・学際情報学府M1 村上)