日本生命倫理学会で発表しました(島﨑)
2024/12/01
D2の島﨑です。
昨日開催された第36回日本生命倫理学会年次大会にて、口頭発表の機会をいただきました。
演題は「胎児超音波検査のインフォームド・コンセント:経産婦へのグループインタビューより」です。博士研究の一環として取り組んでいる、出生前検査としての胎児超音波検査に関する調査結果をもとに、現状や課題について発表しました。
ありがたいことに、今回は若手発表奨励賞の候補にも選出いただき、他の3名の候補者の方々とともに務めさせていただきました。
日本では、妊婦健診の一環としてエコーが広く定着していますが、それに加えて「胎児の形態異常の有無を知るための検査」として超音波検査を経験する女性たちがいます。実施したインタビューからは、彼女たちが妊娠や出産にまつわる様々な不安への対処として検査を希望していること、一方でそうした検査におけるインフォームド・コンセントは、他の出生前遺伝学的検査に比べて形骸化しがちで、十分とは言いがたい現状もあることが見えてきました。
今後は、出生前検査全体に共通する課題と、超音波検査に特有の課題とを整理しながら、女性たちをどう支えていくべきか、そのあり方を再考していきたいと考えています。
セッションでは、他の候補者の方々の発表も非常に刺激的で、多くの学びと交流が得られる貴重な時間となりました。
同世代の研究者の方々との出会いにも大きな刺激を受け、今後の博士研究にも一層力を注いでいきたいと思います。