第23回東京大学生命科学シンポジウム(BIO UT)に参加してきました

2024/07/10

D1の松山です。

2024年6月22日(土)、駒場キャンパス21KOMCEEにて第23回東京大学生命科学シンポジウム(BIO UT)が開催され、学術専門職員の三村恭子さんと共にポスター発表を行いました。BIO UTは、東京大学において生命科学に携わる全ての研究者および学生が情報交換や親睦を深めることを目的としたイベントです。今回のシンポジウムには、東京大学の16の研究科・研究所から200名以上が参加しました。

私は出生コホート研究の参加に関する倫理的課題について、三村さんは胎児超音波検査のELSIについて報告しました。数名の方が私のポスターの前で足を止め、質疑応答の時間を持つことができました。その中でも、「研究倫理の研究というのは考えたこともなかった」というコメントが特に印象的で、他研究科の方々との交流が非常に有意義なものとなりました。

ポスターセッションの後は武藤先生のご講演があり、ELSIが注目され始めた経緯、今日の生命科学とELSIが関わる範囲の広さについての解説がありました。会場には、普段はELSIやPPI(患者・市民参画)とは馴染みのない研究に従事している研究者や学生も多く、私も含めて生命科学とELSI・PPIとの関係を改めて考える良い機会となりました。