【院生室より】中学・高校生の皆さんが研究室訪問に来ました

2018/08/01

こんにちは。8月に入り猛暑の日が続き、冷たいものが常に恋しいですね。

8月1日(水)に、宮崎第一中学高等学校の生徒の皆さんが、研究室訪問に来てくださいました!はじめに、特任研究員の高嶋さんから再生医療や幹細胞研究の歴史、私たち公共政策研究分野が取り組んでいる、倫理的課題について考えるプロジェクトの紹介がありました。皆さん、とても真剣にうなずき、メモをとりながら、集中して聞いてくれました。

続いて、ヒトiPS細胞で作成した「人工の配偶子」でヒトを作製することを認めてよいのか?というテーマで、2つのグループに分かれてグループディスカッションを体験してもらいました。学術支援職員の藤澤さん、私がそれぞれファシリテーターとして混ざりました。
一人ひとりがしっかりと自分の意見を述べ、鋭い点を突いたコメントもあり、私たちもびっくりしました。今回は短い時間で、なかなか難しいテーマだったと思いますが、「医療、医学研究の倫理的な課題に取り組む分野もあるんだ」「研究者、患者や一般市民がともに対話して考える場もあるのか」と知ってもらう機会になってもらえたらなと思います。(ファシリテーションをうまく進めていくのも、難しいなとあらためて実感した二人です。)

将来が楽しみな中学・高校生の皆さんと交流でき、私たちも楽しかったです。

宮崎第一中学高等学校の皆さん、はるばる暑い中、お越しいただき、ありがとうございました!

(D3・李怡然)