【院生室より】「みらいのかぞくプロジェクト」トークイベント「みんなでかぞくを考える~誰もが生きやすい社会のために~」が開催されました

2018/02/05

こんにちは。D2の内山正登です。

寒い日々が続いておりますが、体調など崩されていませんか?

インフルエンザも流行っておりますので、体調には十分お気をつけください。


1月27日に、武藤先生が監修している日本科学未来館「みらいのかぞくプロジェクト」トークイベント「みんなでかぞくを考える~誰もが生きやすい社会のために~」に参加してきました。このプロジェクトは2015年からスタートし、今回のトークイベントがプロジェクト最後のイベントとなりました。

これまでのトークイベントでは、「出生前検査」、「ヒト受精卵へのゲノム編集」、「第三者が介入する生殖補助医療」といった個別の科学技術に対して、専門家の方をお招きしてのイベントでしたが、今回はこれまでの活動を武藤先生とともに振り返りながら、科学技術の進展に伴う家族のあり方について参加者と「かたりあう」ことをメインに行われました。家族のあり方に関する様々な質問に答えながら、自分の家族に関する価値観を再認識するとともに、参加者の方々と共有することによって、“誰もが生きやすい社会”に向かうために必要なことを会場全体で考えました。

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自分は「ヒト受精卵へのゲノム編集」を題材に、サイエンスコミュニケーターの方々とともに高校生対象のプログラムの実践などを通して、「みらいのかぞくプロジェクト」に関わらせていただきました。これまでの活動を通して、サイエンスコミュニケーターという役割の重要性と、技術の進歩が社会に与える影響について一般の方々とともに考えることの重要性と難しさを認識する機会となりました。

今年度で「みらいのかぞくプロジェクト」は終了となってしまいますが、今後も日本科学未来館の方々とご一緒に活動ができたらいいなと強く感じました!ご興味がある方は、ぜひこれまでの活動をチェックしてみて下さい!

日本科学未来館「みらいのかぞくプロジェクトFacebook

https://www.facebook.com/mirainokazoku/

(D2・内山正登)