「臨床薬理」誌に論文が掲載されました(臨床試験の語りプロジェクト・中田)

2017/09/19

臨床試験・治験の語りプロジェクトでインタビューを担当していた中田です。

先日、本ブログでお知らせした「臨床薬理」誌に受理された論文が掲載されました。

「患者の経験からみる臨床試験への参加判断とインフォームドコンセントの意義」臨床薬理. 48(2)31-39, 2017.
DOI:http://doi.org/10.3999/jscpt.48.31

本プロジェクトの大きな目標は2つでした。

  1. 臨床試験・治験に関わった方々の経験談を広く共有するために、データベースをつくる。
  2. 本プロジェクトで集めたインタビューを分析して得られた知見を発信し、今後の臨床試験実施体制の向上につなげる。

多くの患者さん、関係者の皆様のご協力により、1.のデータベースは2016年11月に完成・公開されました。
現在、インタビューにご協力いただいた多くの患者さんのお話を分析し、2.の成果を積み重ねているところです。
引き続き、本プロジェクトからの成果をご報告できるよう、メンバー一同取り組んでいきます!

(文責:中田はる佳)