【院生室より】「みらいのかぞくプロジェクト」トークイベントに参加しました

2016/09/29

こんにちは。M2の佐藤桃子です。
すっかり涼しくなったかと思いきや蒸し暑くなったり台風が来たりと、なかなか落ち着きませんね。

9月25日に、武藤先生が監修している科学未来館の「みらいのかぞくプロジェクト」のトークイベント、「いのちを迎えるすべての人へ~赤ちゃんの出生前検査を考える~」に参加してきました。
実はこのようなトークイベントに参加するのは初めてだったのですが、お子さん連れの方も多く、普段参加する研究会とは全く違う雰囲気が新鮮でした。

スピーカーは、聖路加病院で出生前検査の遺伝カウンセリングに携わっておられる山中美智子先生と公共政策の武藤先生で、そもそも出生前検査とは何なのか、日本と海外の検査の背景はどのようなものなのか、といったお話を、司会の方の質問をまじえつつお話し頂きました。
また、イベント後には有志のワークショップがあり、「出生前検査を受けるか受けないかを決める上で考えることは何か?」など、いくつかのテーマで少人数の意見交換をする機会がありました。

日常的に出生前検査の研究をしている私にとっては、一般の方と改めて検査そのもののことを考える機会が非常に貴重で、研究を見つめ直す良い機会となりました。

「みらいのかぞくプロジェクト」のfacebookページはこちらです。今後も色々なイベントが予定されておりますので、ぜひチェックしてみて下さい!

(M2・佐藤桃子)