【院生室より】マレーシア大学の方が来訪されました

2015/09/09

M2の李怡然です。
台風18号の影響で大雨警報が出ていて、今後の進路が気になるところです。皆さまもどうぞお気を付けてお過ごし下さい。

本日の午後、マレーシア大学Cancer Research Malaysiaから院生2名と教授、日本語がとても流暢なアドミニストレーターの方が公共政策に来訪されました。がん等の基礎研究をされているとお聞きしていたので、うまくお話できるだろうか...とどきどきしつつも交流できることを心待ちにしていました。

こちらはスタッフの方3名、院生2名で出迎え、それぞれが以前発表したポスターを貼って紹介したところ、さっそく関心を示されて多くの質問やコメントをいただきました。生命倫理や研究倫理をはじめとする公共政策の活動やプロジェクトにも興味をもって下さり、こちらもマレーシアでの研究や院生生活について知ることができました。日本のおやつをつまみつつ(抹茶入りのお菓子や金平糖が好評でした!)リラックスした雰囲気の中で盛り上がり、2時間があっという間に過ぎました。

印象深かったのは、マレーシアではさまざまなエスニシティをもつ方が集まるので、宗教や文化的な背景、ジェンダーについて身近に考える機会が多いということです。医療や研究も含めて、そうした相手のバックグラウンドを意識しつつ接することが大切だという、先生のユーモアを交えたお話に、私たちも思わず引き込まれて聴き入っていました。

あいにくのゲリラ豪雨という天気でしたが、「マレーシアではよくある、大したことないよ」という冗談とともに笑顔で研究室をあとにされたご一行を見て、私たちもほっと和みました。

海外、特に東南アジア圏の先生や学生さんと交流する機会は少ないので、とても貴重な時間を過ごすことができたと思います。個人的には、英語で自分の研究関心を十分に伝えることができず、留学経験のあるスタッフの方に助けてもらう場面もありましたが、今後もこうした場を通じて、ぜひ多くの国の方と交流を広げられたらと思います。

Thank you very much for coming all the way!

(M2 李怡然)