【院生室より】厚生労働省でのインターン

2015/09/05

はじめまして。M1の佐藤桃子です。
まだまだ公共政策に来て日が浅いのですが、きちんと発信していければと思います。よろしくお願いします。

さて早速ですが、8月の後半、厚生労働省でインターンシップを体験してきました。
受け入れ先は健康局の、「疾病対策課・臓器移植医療推進室」という部署です。
臓器移植と造血幹細胞移植(骨髄移植など)に関わる医療を取り扱っています。
この部署を希望したのは、生命倫理でよく扱われる移植というトピックにおいて、行政はどういった業務をするのだろうか…?と疑問に思っていたからです。
行ってみると、部署の方々は非常に親切に業務を教えてくれたり、見学に連れて行ってくれたりしました。
特に印象的だったのは、さい帯血バンクの見学です。
出産直後のお母さんの胎盤から採取され、白血病など血液の病気の方のために移植されるさい帯血は、液体窒素で厳重に保管しなければなりません。
巨大な液体窒素のタンクや、加工のための無菌室はなかなか見る機会がなく、興味深かったです。意外と採取する臍帯血は少ないんだな…と感じました。

他にも貴重な体験がたくさんできたので、冬学期以降の授業に活かしていければと思っています。

(M1・佐藤桃子)