【院生室より】医科研院生の「イングリッシュディナー」

2013/06/05

最近、医科研で研究をしている外国人研究者が増えています。日本語が話せない外国人は少なくなく、日常会話には英語が共通語として使われています。一方、日本の科学界や経済界は英語が堪能な人材を望んでいます。そのため、日本の学生たちは海外文化に触れ、英語で外国人と交流できるようになりたいと考えています。外国人研究者たちも日本の学生と楽しく交流をしたいと考えています。こうした双方の希望が合致して、「イングリッシュディナー」が生まれました。

このアイデアは、最近瀧尻崇史さん(発生工学研究分野、修士2年)が発案しました。毎週月曜日の19時半から医科研食堂に集まり、夕飯をたべながら自由に英語で話します。いろいろな国籍の学生が十人ぐらい参加しています。出欠は自由です。時々英語の意味が通じないことがありましたが、みんなが楽しんで交流していました。

多くの学生は、小さい頃から外国語を勉強しています。いろいろな英語勉強方法をさがして学んでも、なかなか英語が話せない人が少なくないです。これは、ふだん覚えた英語を口に出さないからだと思います。この「イングリッシュディナー」のような交流会は英語を話す機会が少ない学生たちによい場だと思います。

(M2・趙斌)