【院生室より】更新再開!~博士課程の研究生活

2013/05/20

博士課程2年の中田なかだはる佳はるかです。
しばらく更新が止まっていた「院生室より」ですが、今年度からは院生も6名になり、様々なバックグラウンドを持つ学生が集まるようになったので積極的にいろいろなことを発信していきたいと思います。

さて、2013年度の1本目は、ちょっと変わった私の博士課程研究生活についてご紹介したいと思います。

公共政策研究分野には主に院生たちが集っている部屋(通称「3研」)があるのですが、普段はそこにはおらず、大阪の国立循環器病研究センターで非常勤研究員として勤務しています。このセンターは、循環器疾患の抑圧を目標として設置されたナショナルセンターで、特に医療機器の研究開発に力を入れており、いわゆる医工連携を肌で感じることができます。私は現在「医療機器と倫理」をキーワードに研究を進めており、格好の研究フィールドとなっています。

東京の研究室に所属して、普段は大阪にいるの?いつ研究室に行くの?とよく不思議がられますが、白金台の「3研」には、第一・第三金曜日に行われる教室ミーティングとジャーナルクラブ、月に一回行われる公共政策セミナーのときにやってきます。その機会を利用して、研究相談や進捗報告をしたり、外部の方を交えて研究ミーティングをしたりしています。また、この時が他の院生や研究員の人たちと直接情報交換ができる貴重なときでもあります。

博士課程1年目は研究計画を具体的に詰める、という「考える」作業であっ?!という間に過ぎました。今年度は博士論文用のデータ収集・分析を進めることと、それとは別に論文を1本書き上げるという「手を動かす」ことが目標です。まだ2013年度が始まったばかりですが、長いようで短い1年間になりそうです。

(D2・中田はる佳)