2012年度第4回公共政策セミナー 「東アジアのバイオバンク構築の社会的意義―台湾の取り組みを中心にー」

2012/07/13

本日、2012年度、第4回目の公共政策セミナーが開かれました。
詳細は、以下の通りです。

報告者: 張瓊方氏(東京大学医科学研究所公共政策研究分野 特任研究員)
日時: 7月13日(金)10時~12時
場所: 医科研・ヒトゲノム解析センター・3階の会議室
発表テーマ: 「東アジアのバイオバンク構築の社会的意義―台湾の取り組みを中心に―」

内容:

東アジアでnational biobankが発足してまもなく10年を迎えるが、この期間内に社会がバイオバンクに対する理解/不理解、またはバイオバンク運営のための規制(政策作り)など欧米諸国と異なる問題も浮上した。
そこで、今回は台湾バイオバンクを研究事例として、東アジアで展開されるバイオバンク構築をめぐるパブリック・コミュニケーションの独自性を考察することから、国民の科学政策の参加と社会の意識形成のプロセスを解明したいと思う。