『生物の科学 遺伝』 2012年7月号 トピックス(修士課程2年 佐藤)

2012/07/01

『生物の科学 遺伝』2012年7月号のトピックス欄において、「ゲノム医療時代に必要なリテラシーとは何か?」というタイトルで執筆させていただきました。

近年のゲノム科学の発展によって、遺伝情報に基づく医療は、狭義の遺伝性疾患を対象としたものを超え、糖尿病やがんなどの生活習慣病のリスクを予測したり、個人に合った治療や薬を選択するための医療としての性格を備えつつあります。こうした医療が普及すれば、医療者や一般市民にもゲノム医療分野のリテラシーが必要となってくることが予想されますが、日米ではこれらのテーマについてどれほど議論されているのかを調査し、今後に向けた提言と展望を含めて4ページほどにまとめました。ぜひお手にとってご覧いただければと思います。


「ゲノム医療時代に必要なリテラシーとは何か?」
佐藤未来子、井上悠輔、武藤香織
『生物の科学 遺伝』vol.66 No.4 (2012) pp456-459