【院生室より】インタビューゼミ

2014/08/30

M1の藤澤空見子です。真夏の天気が一変して、涼しい日が続いていますね。

先日、院生向けに臨時ゼミ「インタビューゼミ」が開かれました。
これは、研究などで今後インタビューを行う院生向けに、インタビューを行う際の準備や手順、留意点などを武藤先生が教えてくださる、という内容でした。
8月はじめと終わり頃の2回シリーズで開催し、ゼミの中ではインタビュー体験や、学生が考えてきたインタビュー案を全員で吟味するなど、充実した内容でした。

インタビュー体験では、まず「相手に話を聞く」ことを練習するため、お互いに「昨日の夜から今日研究室に来るまでの流れ」を聞きました。
インタビュアー(インタビューをした側)が相手方の話した内容を全体に向けて発表したのですが、話し手の意図とずれた内容をインタビュアーが説明するという場面もありました。
インタビュアーには「話の内容を変えた」という意図はなかったのですが、それでもこういったずれが生じてしまうことがあるのだなと驚きました。
恥ずかしながら、こういった相手方への確認という作業が重要だというイメージはあまり持っていなかったのですが、インタビューの分析に取りかかる前に相手方の意図を確認することを忘れてはいけないと痛感しました。

学生の考えてきたインタビュー案を全体で吟味する場面では、先生や他の学生の意見を聞くことで「なるほど」と感じることも多く、様々な視点を学ぶことができました。

このような特別な機会を設定してくださった武藤先生や、院生の皆さんに感謝しています。
ぜひ、研究に活かしたいです。
夏期休暇中で大学院の授業はまだしばらくお休みですが、引き続き勉強に力を入れていきたいです!

(M1・藤澤空見子)