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東京大学医科学研究所公共政策研究分野

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Journal of Human Genetics誌に、ヒト受精胚へのゲノム編集に関する意識調査の論文が掲載されました(内山・武藤)

2018/03/18

D2の内山です。

Journal of Human Geneticsに以下の論文が掲載されました。

Masato Uchiyama, Akiko Nagai, Kaori Muto.

Survey on the perception of germline genome editing among the general public in Japan.

Journal of Human Genetics(2018)

doi: 10.1038/s10038-018-0430-2

https://www.nature.com/articles/s10038-018-0430-2

 ゲノム編集は技術の簡便性や応用性から、生命科学研究や医療分野において様々な応用が考えられている技術です。一方、2015年に中国のチームがヒト受精胚にゲノム編集を行った研究を発表して以降、ヒト受精胚に対するゲノム編集の是非に関する議論が活発となりました。特にこの技術が様々な分野への影響が考えられることから、専門家だけでなく、一般市民も巻き込んだ幅広い議論の必要性が指摘されています。そこで、一般市民がこの技術の利用についてどのように考えているかを明らかにするため、2017年2月~3月に一般市民44,360人と患者6,522人を対象とした意識調査を実施しました。今回の意識調査では、ゲノム編集に関する認知度や技術の理解度、ヒト受精胚への技術の許容性、この技術に関するリスクをどのように認識しているかを調査しました。

 調査の結果、ゲノム編集に関する認知度は低く、技術特性について理解している人は少ないという現状が明らかになりました。また、一般市民・患者ともにヒト受精胚に対するゲノム編集が、遺伝性の疾患の治療目的などで行われることに関して許容する一方で、この技術によるリスクを高く評価していることが明らかになりました。

 今後、ゲノム編集の啓発を進めるともに、一般市民がこの技術のガバナンスに関する議論に参加できるようなしくみについて検討する必要があると考えています。

 

 

 
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